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子ども部屋の片付け

整理収納アドバイザーの松本です。

子供部屋を片付けたい。

子どもに片付けて貰いたい。

片付けられる大人になってもらいたい。

どうやって教えたらいいの?
どこからやったらいいの?

そんなお悩みの方にお答えします。

リビングで勉強をしていたのに、中学生になり、試験勉強が始まり、思秋期も相まって個室が欲しくなる年齢が来ます。

リビングやダイニングなら親の手が先回りして片付けてしまいますが、個室なら本人に片付けて貰いたいと思っているはず。

若い一人暮らしの方で、

「子どもの頃から苦手でした。」
「片付け方が良くわかりません」
「最初は良かったのだけど、どんどん、モノが増えて…」

半分ゴミ屋敷のようになってからご依頼頂くことも少なくありません。
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@ 「つ」が着くまでに身に付けたい
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9歳まではまだまだ素直に親の言う事を聞いてくれます。

10歳を過ぎたらギャングエイジ、反抗的になって素直に聞くことに反発したくなることも。

ここのつ(9つ)までには、クセにしておきたい事はたくさんあります。

片付けもその一つです。

一人暮らしになった時、片づいた部屋でストレスのない生活が出来れば
勉強も、仕事もその子の力は「片付け」ではない生産的なモノに集中出来て
有意義に一人暮らしを送ってくれることでしょう。

当たり前にできれば一生の自分の宝です。

「片付け」とは元の本来の場所に戻すことです。

モノには場所が決まっています。

大人は先ず、家の中のモノの戻す場所をきちんと決めておくことが大切です。

 

A 片づけは「しつけ」ではなく「情操教育」
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片づけは躾ではなく情操教育のようなもの。

ピアノや水泳のように方法を教えて貰って、何度も繰り返し、上手く出来たら褒められて、更に上手になっていく。

「うちの子は、片付けが出来ないんです」

ではなくて大人が方法を教えてないだけ、

できたら褒めてさらに少しずつスキルを上げていく。

ゴミをゴミ箱に入れる事が出来れば当たり前だと思わずに

「できたね、偉いね」

小さいころからできた事をほめて下さい。

脱いだ靴下は洗濯かごに
使ったおもちゃも、おもちゃ箱に入れて片付ける。

きれいになった部屋は気持ちいい
きれいにする事も楽しい

そんな良いクセがついて来たら個室になってもきっと片付けてくれます。

 

B 要る要らないの判断が出来ない時
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子どもは親より経験値が少ない分、将来これを使うときが来るのか、捨てていいのか、人にあげていいのか、持っておいたほうがいいのか判断に難しい事があるようです。

ここで親の考えが大きく作用する事も心にとめておきましょう。

「まだ使えるのに」「誰かが使えるんじゃない」「高かったのに」と親の価値観が子どもの判断となって行きます。

モノを大切にすることは捨てない事だと思っていた子どもがいました。
例えば小さくなった消しゴムも、大切にすることが捨てない事だと思っていたのでずーと貯めていたのです。

「小さくなった消しゴムはもう使わないから捨ててもいいんだよ」と親に言われて初めて気が付いたそうです。

前の学年の教科書やノート
着られなくなった小さい服
使わないモノ

これらは捨てたりあげたりしてもいい事。
そして持つモノの量には限りがあることに気が付かなくてはいけないのです。

前は夢中になってやったゲームも今は使わないなら、捨てる、売る、あげる。

捨てられない思い出のモノも残す量を限定する。

量を限定する事でほとんどの部屋は使いやすく、片付けやすい部屋になります。

入る量に限りがあることで安易にモノを買わなくなります。

本当に要るモノなのか、考えて買うようになるので将来にも必ず役立ちます。

 

C 家具の配置の動線はあっていますか
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鞄をいつも入り口に投げっぱなし…

そんな時は子どもの動線にあっているかどうか見てください。

部屋に入ってすぐの場所に鞄を置いて、その横にさっと制服をかけ、奥まで行かなくても動線に沿ってあればさほど難しくはありません

学習のゾーンと遊びのソーンが隣合わせで、ついつい目がいってしまう
そんなレイアウトになっていませんか?

学習と遊びが背中合わせになっていれば、オンとオフを使い分けて気分転換も上手にできるでしょう。

親がこの場所がいいと思っても使う本人の動線にあっていなければ実行してくれません。

 

D 好きなモノに囲まれた居心地の良い部屋を目指そう
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散らからないように…だけでは前向きな片付けの気持ちになりません。

むしろ、好きなモノに囲まれた居心地の良い自分の自慢の部屋!を目指しましょう。

好きなインテリアの写真を見せて
「こんな、部屋にしたいな」

お気にいりのポスターがあればきれいにしたら最後に壁に飾ろう。

犬好きな子の机のデスクマットに好きな犬の写真をセットして、机の上がモノだらけにならないように工夫するなども効果的です。

『当たり前』の日常生活動作になるには15歳まで

ADL(日常生活行動)考えなくても行動できるレベルの動作のことです。

ご飯を食べる時は箸を使う
朝起きたら歯を磨く

生まれてから周りの大人に教えられいつの間にか身についているそんな行動を言います。

それが確立されるのが10歳から15歳くらいまでと言われています。

片づけも、歯を磨くように、箸を使うように、考えなくてさっとできる大人になれば、どんなに人生が楽に生きられる事でしょうか。

そんな片付けの習慣は子供の一生の宝になります。

 

E 親の背中を見せながら一緒に
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5歳くらいから模倣の時期になります。

周りの大人がする行動をまねるようになるのです。

大人がゴミはゴミ箱に入れて洗濯物は洗濯かごに入れて使ったモノは元に戻す。

本当に必要なモノだけを家の中に入れ、使った後はもとに戻す。

難しい事はありません
まずは大人が実践することが一番の近道。

 

F さあ、一緒にやってみよう
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おもちゃ箱や机の中を一緒に整理収納してみましょう。

机の引き出しの中身を新聞紙の上に広げてみます。

右に要るモノ、左に要らないモノ

要るモノは使っているものでこれからも使うモノ

要らないモノは使っていないし、これからも使わないモノ。

思い出があって捨てられないモノは、宝箱に、宝箱は限りがあってそこに入るだけ。

人生は選んで生きていくことの繰り返しです。

おもちゃ箱から始まって人生の岐路で様々な場面で選んでいくのです。

どうしても決められないモノがあっても、「今は決められないんだね」でいいのです。

だって、まだ、練習の途中、情操教育なのですから。

要るモノだけになったら、グループに分けます。

机の中なら文房具、書くもの、消すもの、貼るモノ、…上手になってきたら
良く使うモノ、たまにしか使わないモノ…。

年末や学年が変わった時など一緒に繰り返しやってみてください。

 

ま と め
子どもの頃の片付けは、「しつけ」ではなく「情操教育」

上から目線で「片づけなさい!」
というよりも、やり方を教えて、実際にやってみせて、本人にもやらせる。

繰り返し行いながら出来たら褒める。

片づけは、決断する、計画を立てる、見通す、理想と現実との対比、実行力と大人になって使えるスキルがいっぱい詰まっています
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